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<   2004年 07月 ( 64 )   > この月の画像一覧
スパイダーマン2

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 今、会社のマイデスクにそびえたっているスパイダーマンタワー。ブルボンからでている「スパイダーマン2」というお菓子のおまけ。というよりは、スパイダーマンのフィギュアのおまけがお菓子?本当は、一つずつ売られてるんだけど、集めるとカパカパッとはめ込んで、タワーになるのです。実は、ドック・オクが揃えばコンプリートなんだけど、きしょいのでコンプリートは放棄。会社の携帯で取ったら、なんかいやに青い。。。

 今、私の机の上は、10種類ぐらいのシリーズがひしめいてて、あと引き出しの中にさらにワサワサ。会社で何してんだか。でも結構楽しいのよ。これが。集めだすと。でも大人買いはしないのです。一個ずつためていくのが楽しいの!
 でも、うちのオフィスでは、私の机に限らず、いろんなフィギュアがいたるところに飾ってあります。絶対、このビルにはいっているコンビニのフィギュアコーナーの売り上げのかなりをうちの社員が占めてるはず!

 今、ほかの人が集めてるのが、グリコから発売の「タイムスリップグリコ 鉄人28号編」。あとは、BANDAIから発売の「ガチャピンシリーズ」も結構人気あったなぁ。後は戦艦シリーズとか戦闘機シリーズとか。

TB >> 惰性と堕落と妄想の日々のdekimasen さまの「ケータイから
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by harvestrain | 2004-07-26 19:14 | ◆気ままな写真館
リンク切れ多発警報。
 【日々考える】のmimimarutaroさまの「リンク切れ」でのリクエスト(?)にお答えして、少しだけ(ホンマか?)語らせていただきます(笑)

 なぜリンク切れが起きるのか。

 大半のニュースサイトでは、ニュースをアーカイブする時には、ファイル名や配置されるディレクトリ構造を変えているのが実情ではないかと。なぜなら、それらのニュースサイトでは、過去のニュースにリンクが張られ、どこかからサーフしてくるユーザがいるという想定ではなく、自サイトのトップに訪れ、検索してアーカイブを探 すであろうということしか念頭になかったはずだから。
 もう一つは、配信するマスコミ側に、ニュースは「生もの」であり、「鮮度」が重要だという意識があるはずだ、ということ。リンクを使いまわすというよりは、そのページにアクセスすれば、いつでも最新が見れます!、いかに早く新鮮なネタと次々と提供できるか、というのが配信側の本意なのかなとも思う。

 「ブログ」といったフリーな発信形態が世界的に流行し、そこで引用先としてリンクを表示したり、トラクバックをするという感覚が、一般的になったためリンク切れが目立つように感じるのだろう。
 ほとんどのマスコミ・メディアのニュース系サイトが作られた頃は、日本でブログのインフラがこれほどまでに急成長を遂げるとは思っていなかったはず。ブログにつき物の引用リンクがこれほど頻繁に行われるようになるとも思っていなかったはず。
 たぶん、システムを作った人たちはそこまで想像できなかったでしょう。当然ながらそのあたりは、システムエンジニアの予想範疇というよりは、ビジネス戦略、マーケティング的な要素が強いし。

 逆に、この波に上手に乗っているのが、CNET JapanIT News@フジなどのサイトかなぁ。

 マスコミのニュース配信の方法も、きっとこれからどんどん変わるでしょう。昔はラジオ、テレビ、新聞などが主流でしたが、今ではWebでニュースを見るという読者も多く、Webでのニュース配信も充実してきている。これからは「WebLog」といった新たな情報発信形態にマッチしたニュース「素材」、時事「ネタ」提供というスタンスを取るところも現れるかもしれないね。
 逆にフリーライター個人やフリーカメラマン個人が、大手のマスメディアに捉われずに、自分の手にしたネタを全国に向けてに発信できるようになる時代も来るといいなぁ、なんて思っています。

 きっと、リンク切れ現象はすぐには直らないでしょう。どういうコンセプトでサイトを運営するかによってもそのあたりの運用ルールは大きく変わるはず。ただ、「ブログ」という新たなは情報や思想の発信形態が出てきたことによって、それらをカバーしうるニュース配信サイトが増えるのも確かかなと思う。

 ていうか、本題とかなりずれたね?、スミマセヌ(笑)
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by harvestrain | 2004-07-26 17:48 |    →ちょっとトラバる
時事ネタを餌にトロイの木馬
 このところ、アルカイダのビンラディン氏の逮捕や自殺といったガセネタを餌に送りつけられるメールで、アドウェアやトロイの木馬が横行しているらしい。
 今のところ、私はまだお目にかかっていないが、知らないところからくるメールにはご用心。日ごろから、クリックの後に何があるのかをちゃんと見極めずに、むやみにクリックする習慣をなくそう。それだけでも結構違うはず。

 安全は、確保してもらうものではなく、自分で確保するものです。

 ぶっとんだ発想かもしれないけど、コンピュータやそれに係わるシステムによって世界が崩壊するのは、案外現実的なことなのかもしれないね。

ITmediaエンタープライズ >>
「ビンラディン氏の自殺写真」実はトロイの木馬
ビンラディン氏逮捕の"ニュース"を装う広告ソフトのトリック
「ビンラディン氏逮捕のニュース」を装ったIMアドウェア横行
「ビンラディン拘束」メール、実はトロイの木馬

CNET Japan >>
「ビン・ラディンの自殺写真」に要注意--ウイルス感染の新たな手口が登場
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by harvestrain | 2004-07-26 12:45 |    →セキュリティ
すぱっげち~、ほぐれてきた。
 超まずいスパゲッティは、ほかの開発部員の激務のおかげで、だいぶんマトモなものに。みんなに感謝。とは言うものの、まだまだ検収項目はクリアしきれてない。
 それにしても、大きな会社の社内システムって、ホントにテストケースが多すぎてうんざりするぞ。。。全国運用されるようなシステムなので、検収項目が多いのも当然のことなんだけどね。

 今回のシステムでは、リアルタイムにデータが変動するので、プログラムで小手先のチェックやロジックでカバーするのはイヤだった。だから、(当然なんだけど)データベースありきの組み立ててで、限りなくSQLで工夫をするように設計したのだけど、それだけのSQLを作りこんだ事のある開発要員ではなかったため、かなり頭を悩ませている模様。

 プログラマには、表現されようとする最終的なユーザインタフェースが、一体どういう目的で何のためにそこにあるのか、どういう役割を果たすのかを考えてコーディングして欲しかったのだが、どうもそんなゆとりはなかったようで、事細かな詳細にいたるまで指示を出さなかったら、さまざまな局面でこれはどうしよう、あれはどうしよう、と複雑に悩んでいる事が多かった。話を聞いて、考え方や方向性を示したら、「ああ!なるほど!そうだよね!」という事が多々発生。
 それでも、今回の開発を通して、「考えるプログラマ」になるべく良い経験をしてもらえたようだ。少しはこだわってみた甲斐があったのかもしれない。


 あと一息。頑張らねば。
 頭の回転が日々鈍る(T▽T)
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by harvestrain | 2004-07-26 03:03 | ◆戯言の肴は仕事
裁判員制度
 今年の5月28日に裁判員の参加する刑事裁判に関する法律なるものが公布された。実際の始動は、平成21年5月までに行われるらしい。

 ところで、裁判員制度についてどれほどご存知だろうか?今すぐ始まるものではないが、選挙人名簿から選ばれる以上、選挙権のある人は全ての人が呼出し状を受ける可能性がある。あと5年の期間の間に、国民に詳細やさまざまな知識を周知してくれるものと信じたいが、現状は関係各所からの一方通行な情報提供にとどまっているように思う。
 似ているのはアメリカの陪審員制度である。アメリカの場合、映画などでもよく取り上げられれているように、陪審員の評決によって有罪か無罪が決り、刑罰を裁判官が決める。そして陪審員の評議に裁判官は参加できない。日本の裁判員制度の場合は、裁判官とともに裁判員が評議にあたって有罪か無罪か、どんな刑罰が相当かの判決を下す。

 呼出し状をくらった事件が、明らかに被告人の犯罪であると誰が見ても断言できるような事件であればまだ良い。しかし、状況証拠しかなく被告人が罪状をを否認しているような場合、物的証拠が挙がっていながら、疑わしいところが残っている場合なんてどうだろう。無罪と評決が下りながら、実際は有罪だったり、逆に、有罪と評決が下りながら、冤罪だったりする場合も起きるだろう。その評決一つ一つに、責任が生じてくる。一人の人間の生涯を左右するのである。
 なんて考えると、気が滅入るような思いだが、社会的責任を担うことを忘れつつある日本人には、ちょうどよいきっかけなのかもしれない。

 ただ、裁判員として呼び出しを受けた場合、よほどの理由がなければ辞退することは出来ない。納税の義務と同じように果たすべき義務として国民に課されるものである。ならば、仕事の都合はどうつけるのか?企業側の対応はどういうものになるのか?どんな用意がされているのか?そのあたりは、雇われの身としてはとても気になるところである。

 あ、別に法務省の回し者ぢゃないですから。(笑)

 ただ、一国民として、他人事ではなくなる犯罪事件への係わりを、もう一度じっくり見据えてみるのも良いかもしれないと思うのである。


最高裁判所 >> 裁判員制度について
日本弁護士連合会 >> 裁判員制度
法務省 >> あなたも裁判員!
首相官邸 >> 司法制度改革推進本部-裁判員制度・刑事検討会
All About Japan >> 裁判員制度ついに成立
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by harvestrain | 2004-07-22 23:11 | ◆戯言の肴は私想
伊勢佐木クリニック
 本当に反吐が出るようなニュースである。

 胎児といえど、受精した瞬間から一人の人間である。やむにやまれぬ事情で中絶を選択せざるを得ない人たちもいるだろう。中絶の是非についてはさまざまな意見がある。それはあえて言うまい。
 だけど、もうちょっとマシな方法はないのか?あまりにも侮辱的だよ。可哀想すぎる。せめて、死に様ぐらい人として扱ってあげれないのかな。


>> 元記事

中絶数に食い違い、月十数件実施か 伊勢佐木クリニック
中絶胎児を一般のごみとして処分していた横浜市中区の産婦人科「伊勢佐木クリニック」が、最近まで月平均十数件の中絶手術を実施していたことが関係者の証言でわかった。横浜市の調査に対して「月3~5件」とした原田慶堂院長の説明と食い違うため、同市はカルテとの照合や処理の委託先から話を聴くなどして事実確認を進める。

 元職員や複数の関係者によると、伊勢佐木クリニックでの人工妊娠中絶手術は診察が午前と午後にある火、水、金曜日を中心に1日1~2件あり、月平均十数件に上っていた。中絶手術で出る胎児や胎盤などは、いずれも生ごみなどと一緒に事業系一般廃棄物として捨てていたという。

 医院の資料によると、今年6月8日から29日までの3週間で計19件の中絶手術をしたとみられる記載があった。

 横浜市の話では、同クリニック側は、02年1年間の中絶件数が40件、03年が48件、04年が6月までで24件と、月平均4件弱分しかしていないと説明、食い違いがある。

 一方、感染性廃棄物の収集・運搬を請け負っている業者によると、03年度1年間に同クリニックから回収した感染性廃棄物は20リットル容器5箱分。しかし、7月初旬に朝日新聞社がクリニックに取材を申し込んだ1週間後には4箱分まとめて回収依頼が来たという。横浜市は年間5箱だったのが、急に増えたことを不自然とみている。

 原田院長は、すべて廃棄物処理法で定められた感染性廃棄物として適正に処理している、と主張している。

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by harvestrain | 2004-07-22 19:50 | ◆戯言の肴は世の中
夕刊フジが、BLOG形式で配信開始

 メディアの活用する媒体に「BLOG」が採用されたようだ。ターゲットはサラリーマン。テレビ、新聞、雑誌、Webサイト、ついにブログ形式で配信ですか。なかなか面白いチャレンジですね。

Blog >> 夕刊フジBlog
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by harvestrain | 2004-07-22 19:35 |    →インターネット
Lindows
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「Lindows」が消滅へ--マイクロソフト、2000万ドルでリンドウズと和解
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 米国時間19日に当局に提出された文書によると、MicrosoftはLindowsとの間で長く争っていた商標をめぐる訴訟で、同社に2000万ドルの和解金を支払うことになったという。
 Lindowsが米証券取引委員会(SEC)に提出した書類には、この和解金と引き換えに、Lindowsは「Lindows」の名称を放棄し、関連するウェブドメインをMicrosoftに引き渡すと記されている。Lindowsは先ごろ、欧州での商標訴訟の結果を受け、同社製品のほとんどを「Linspire」に名称変更していた。
 Microsoftの関係者にコメントを求めたが、すぐには応じられなかった。Lindowsの関係者は、19日に発表する予定の声明以外にはコメントを発表しないと述べている。
 Lindowsの創業者Michael Robertsonが、Microsoftの支配的なWindowsオペレーティングシステム(OS)の見た目や使い心地を真似たLinux OSをリリースすると、Microsoftはまもなく同社を相手取った訴訟を起こした。Microsoftは、Lindowsの名称がWindowsの商標を侵害していると主張。一方Robertsonは、「window」はMicrosoftが主張するはるか前から、一般的なコンピュータ用語となっており、この商標は無効だと主張していた。
 両社の商標をめぐる訴訟は、米国内では2年以上も長引いていた。裁判所は、Lindowsに対する差し止め命令を拒否し、複数の事がらでLindowsを支持する判断を示していた。
 Microsoftは、米国外でのほうがより大きな成功を収めている。同社は欧州の複数の裁判所で差し止め命令を勝ち取り、Lindowsの大半の製品名をLinspireに変更させた。
 SECへの提出書類によると、Lindowsは16日に結ばれた和解契約に従い、製品の名称変更を完了させるという。同契約は、9月14日までにLindowsが企業名を永久的に変更し、また同社のすべての製品から「Lindows」の名称を削除するよう求めている。さらにLindowsは、Lindowsの商標保護を求める申し立てを全て取り下げ、この名称に関連する訴訟を全て放棄する。
 この和解では、初期のLindows OSに含まれていたWindows Mediaコンポーネントについても触れられている。Lindowsは同社ソフトウェアから問題のファイルを削除し、かわりに「一部のWindows Mediaソフトウェアコンポーネント」に関して4年間限定で利用料無料のライセンスを受けることで合意した。
 SECへの書類には、Lindowsが計画中の新規株式公開(IPO)の条件も記されていた。同社は1株あたり9~11ドルで440万株を公開する予定だ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
海外CNET Networksの記事へ

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by harvestrain | 2004-07-22 16:38 |    *時事ネタ覚書
コンピュータに支配される日

 コンピュータが優秀になり、AI(人工知能)が発達してきたこの時代。いずれは、人間とほぼ同じだけの能力や感情を学習できるAIが出てくるかもしれない。発達したAIが人間を支配し、奴隷のように扱う。よく映画にある話である。

 けれども、最も脅威になるのは、メカが暴走することでも、感情を持って人間を支配することでもなく、それらのマシンを使う人間の倫理や道徳心が失せていくことなのかもしれない。


参考記事 >> 今の日本「安全・安心でない」56%…内閣府世論調査
参考記事 >> サイバー戦争」に白旗を上げた韓国の保安システム
参考記事 >> 国家機関ハッキング被害「安保への重大な脅威」
参考記事 >> 中国軍関連大学の学生が関与=ハッキング、在日米軍も攻撃-韓国紙
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by harvestrain | 2004-07-22 14:31 |    →セキュリティ
コンピュータ vs 人間
 ちょっと面白い記事を見つけたので、あくまでシステム屋の独断のみで弄くってみようと思う。あくまで私の独断と独自の解釈なので、筆者の言わんとすることからは逸れるかもしれない。システム屋システム屋と繰り返すからといって、「くどい!」って怒らないでね(笑)

 学生の頃、「システム」を作るということを知らず、インターネットを楽しめて、ホームページが作れて、ちょっとWindowsに詳しくて、自分でインストールから設定まで出来る程度の頃は、コンピュータに無限の可能性が潜んでいるような錯覚を持ったこともあった。だが、システム屋をやるようになると、人間の頭がどれほど優秀かを思い知らされる。
 人間の頭だと1分で終わる事が、コンピュータでは10分の時間をかけてプログラムを組み、指示を与えてやらねばならない。人間の頭なら突発的異変に対応できるのに、コンピュータはそこで全てが止まってしまう。人の手を借りて一つ一つ突発的事態への対応をプログラムで組み込まなければ、動かない。
 システムを作るようになると、痛感するのだ。結局は「人間の脳」がなければシステムは正常に動かない、「人間の脳」が行うのと同じようにはコンピュータは動かない、という事を。とはいえ、やはりコンピュータは優秀だ。人間の能力をはるかにしのぐことが出来るのも事実だ。



コンピュータに仕事を奪われない、つぶしが効く能力 BY 梅田望夫
HBS Working Knowledgeの「How Computers Are Changing Your Career(s)」を今日は読んでみよう。これは「The New Division of Labor」という本の著者、Frank Levy (MIT教授)とRichard J. Murnane(ハーバード教授)へのインタビューである。
コンピュータが人間の職をどう奪うのかというのは、昔からさんざん議論されている話だが、この本では、次の4つの問い
(1) What kinds of tasks do humans perform better than computers?
(2) What kinds of tasks do computers perform better than humans?
(3) In an increasingly computerized world, what well-paid work is left for people to do both now and in the future?
(4) How can people learn the skills to do this work?
を設定して議論を進めている。

相当な意訳ですが、あらかたの意味は間違っていないと思います。
(1) コンピュータと比べて、人間はどれほど多くの優れた仕事を行えるか?
(2) 人間と比べて、コンピュータはどれほど多くの優れた仕事を行えるか?
(3) ますますコンピュータ化された世界において、今後、人が良い収入を与えられる仕事には何が残っているか?
(4) それらの仕事をするための技能をどうやって学ぶことができるか?


二極化するキャリア
インタビューの冒頭で、
「Strange as it sounds, computerized work creates both high-skilled and low-skilled jobs. With a few exceptions, it is the "middling skilled jobs" that are most at risk.」

コンピュータ化が進んだ世界での仕事は、ハイスキルの仕事とロースキルの仕事に二極化し、中くらいのスキルの仕事が、いちばん消失リスクが高いと、著者たちは語る。そして、失われる「中くらいのスキル」の仕事を描写するために、著者たちは「"rules-based" repetitive work」という言葉を導入している。ルールに従って粛々と同じことを毎日繰り返すタイプの仕事である。このタイプの仕事は、コンピュータ化とオフショアリングの両方の攻撃を受ける。
ではルールで記述されにくい仕事とは何か。3つのタイプの仕事がある。
「1. Identifying and solving new problems (if the problem is new, there is no rules-based solution to program).2. Engaging in complex communication—verbal and non-verbal—with other people in jobs like leading, negotiating, teaching, and selling.
3. Many "simple" physical tasks that are central to janitorial work, waiting on tables, and other service work. (For example, entering an unfamiliar room and making sense of what you see is trivial for a human but extremely difficult to program.)」

第1が問題設定と問題解決。第2が複雑なコミュニケーション(口頭、非口頭ともに)を要する仕事。第3がシンプルでフィジカルな仕事。

 いわゆるコンピュータが人間よりも優秀でいられる部分というのが、『中くらいのスキル』の仕事であり、俗に言う「ルーチンワーク」であろう。確かに、ルーチンワークにおいては人間の仕事量とコンピュータの仕事量は格段に違うといえよう。
 二極に分類するとしたら、『ハイスキルの仕事』は『問題設定と問題解決』および『複雑なコミュニケーション(口頭、非口頭ともに)を要する仕事』、『ロースキルの仕事』を『シンプルでフィジカルな仕事』とであるとえるかもしれない。
 いわゆるシステム屋的に言うと、クライアントが必要とするシステムがどんなものなのかをヒアリングし、ベストなものを提案し、システムコンセプトを決め、プランニングを行い、クライアントに適したシステム設計を考え、リスクヘッジをし、テストケースや問題となりうるケースを想定し、プログラムを組み、コンピュータに仕事を与えることといえるかもしれない。
 『シンプルでフィジカルな仕事』とは、主として肉体労働のことといえるだろう。当然コンピュータでは肉体労働は出来ないよね。今のところ。肉体労働といえど、頭は使う。効率的に仕事を行うためにどうすべきか、問題が起きた時にどう無駄なく対応するか、それは「人間の脳」でなければ行えない範疇だろう。


もっともつぶしが効く能力
そしてこれからの時代で最も「つぶしが効く」能力は、
「Most secure are the people who know how to learn new material rapidly and how to communicate effectively with other people.」

新しいことを迅速に学ぶ能力と、他の人たちの効果的にコミュニケーションをはかる能力だという。そして子供たちの教育については、こうした時代に備えて、次の4つを考慮したほうがいいと説く。
第1が、読み書き能力と数学。これが問題解決とコミュニケーションの基本だからだ。
第2が、事実よりも物事の関係についての教育が重要だ。
第3が、選択式の試験はいけない。
第4が、コンピュータスキルの教育に時間をかけすぎてはいけない。
である。
当たり前の話だ、と思われる読者も多いだろうが、当たり前のことを当たり前に議論して社会を変えていくということのほうが、当たり前でないサプライズによって物事を動かしていくよりもかえって難しいことかもしれない。これからの競争の時代を生き抜くには、教育に尽きるというのが、競争社会アメリカの常識である。
「Technology and trade are still engines of economic growth but the engines now favor educated and skilled workers. Less educated workers are paying a big price so the nation as a whole can advance.」

 これはとても大事だと思う。システム屋にとっても非常に重要なスキルである。
 『事実よりも物事の関係について』の能力がなければ、ヒアリングも行えないし、クライアントが求めるシステムは作れない。要件定義やシステム設計を行う際にも、重要な役割を果たす。
 『読み書き能力と数学』も当然ながら重要である。システムに問題が起きたり、システムを設計する上で障害が出てきた場合、『問題解決とコミュニケーションの基本』が出来ていないと、的確かつ効率的な活動はできない。ましてやトラブルが稼動後の発生であれば、なおさらスピードと的確さが求められる。


企業による教育の具体例
さて、HGSE (ハーバード大学大学院教育学部) ニュースによる同じ著者たちへのインタビュー記事では、この本「The New Division of Labor」で挙げている「教育の具体例」についてこう紹介する。
「Using examples from IBM's Basic Blue Management Training, Cisco Networking Academies, and a Boston public school, Murnane and Levy show how U.S. firms and schools are learning to teach what they call expert thinking and complex communication, the two modes of thinking required to thrive in a computerized workplace.」

IBMとCiscoにおける教育を例にとって、米国企業が「expert thinking」と「complex communication」という2つの必須スキルを教える方法を模索しているかが書かれているらしい。ちなみに「expert thinking」と「complex communication」の定義は次の通り。「ルールで記述されにくい3つのタイプの仕事」の1番目と2番目に、それぞれ対応している。
「One is expert thinking the ability to solve new problems that cannot be solved by rules. (If the problem could be solved by rules, a computer could do it.)」

「The second general skill is complex communication, the ability not only to transmit information, but to convey a particular interpretation of information to others in jobs like teaching, selling, and negotiation.」

ここで挙げられているIBMのBasic Blue Management Trainingや、シスコのNetworking Academiesについては、このリンク以外にも、ウェブ上を検索するとたくさんの情報が得られると思う。

 『expert thinking』とは、ルールによて解決できな問題を考えて解決する能力である。逆説的な言い方をすれば、ルールで解決できる問題ならば、コンピュータが行えるということなのだ。
 『complex communication』とは、一口で言ってしまえば、コミュニケーション能力である。コミュニケーションといっても、日常生活におけるコミュニケーションだけではない。ヒアリングも含め、自分以外の誰かにその情報と解釈を的確に伝達する能力である。方法は口頭だったり、文書であったり、いろいろあるだろう。システム屋でいうところの、要件定義書やら外部設計書やら内部設計書やら。それらも含まれると思う。
 ポイントは、ただ単に事実となる情報を伝えることだけではないということである。その情報の正しい解釈を相手に正確に伝えて、理解させられるか、納得させられるか、衝突した場合に適正に解決し、ベストな方法を見出せるかどうか、ということだろう。

 教育の重要性は、今現在の会社でも痛感しているところである。
 私自身、まだベテランという域とは程遠いので教育を受ける側であることのほうが多い。技術的なスキルに重点おいた教育ではなく、プロセスや考え方に重点を置いた教育は、会社の質を左右すると思う。もちろん技術的なスキルの教育も重要なのだが、業務においては技術的なスキルというのは、実践しながら学べる部分が多いと思う。逆に実践し体験しなければ学べないものも多いのである。しかし、学習スキルというものを持っていなければ、どれだけ体験しても身はならない。そういう意味で、プロセスや考え方における教育、問題解決能力の教育が必要なんだと思う。


大企業の教育力も日米で差が大きい
本連載の「連載1周年:日本にとって米国のIT産業は絶対ではなくなった?」では、「日米の差が圧倒的な10領域」というのを選んで提示した。そしてその第8項目で
「(8) 大学、大学院、そして国家予算(軍事予算も含めて)での研究開発に関わること。ここもアメリカの生命線である。MITのオープンコースウェアについては、たびたび取り上げてきた(去年の9月8日、9月9日、今年に入って2月13日)し、大学経営における合理性の追求や競争のあり方(9月16日「大学の経営は進歩しているか」参照)、門戸を世界に広げた大学院の思想、国家研究予算をできるだけ有効に使うための仕組みや経験、その成果を産業界に移転していくことに関する法律の整備や仕組み。こういった部分のアメリカは、やはり優れている。2002年5月に産経新聞「正論」欄に、「若い頭脳活用する環境つくれ」という文章を書き、その冒頭を
「トップクラスの若い頭脳が徹底的に競争する環境がアメリカにはある。大学受験で競争が終わるのではなく、研究やビジネスの第一線から離脱するまで、永久競争とも称すべき競争が繰り広げられる。そのプロセスは厳しいが、トップクラスの若者たちを強くたくましく育てる。」

こう始めたが、まさにこういう領域のことである。」

と書いたが、この項目(8)の中に、大企業における「最新知識についての教育・トレーニングの体系化とその組織的実践」というのを追加しておきたいと思う。

 私の所属している会社は、大企業とは程遠いので、教育のために割ける時間や予算というのも限度があるのはわかるんだが、そこに人員と予算を割くことは決して損にはならないと思うんだがなぁ。と社長に直談判(というほどもおおげさなものではないけれど)したことはあるんだが、本当に分かってるんだかどうだか。


 これからの未来、仕事に困らないために求められるスキルというのは、技術的な側面性が薄れいているのかな、と感じた。技術が必要ないというわけではない。技術はあって当然のものなのである。それに加えて求められるスキルがあってはじめて、仕事で「使える人間」と評されるのかもしれない。

 教育を疎かにする会社の先は見えている。
 教育の重要性を認識しない人間は、成長がいつか止まる。
 個人的な持論である。
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by harvestrain | 2004-07-21 20:56 |    →ちょっとトラバる
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