東京から帰ってきて、その足で病院行って、ココイチで昼ご飯を食べて、
帰宅するなり、眠くなって寝てしまった。
気持ちよく寝てると、なんかテレビの音が大きくてうるさいし、ころころチャンネル変わってるし、
ん~~~うるさいっっ!!と思って起きたら、テレビの画面が緑色。
あー、テレビの上のスター・トレックのプラモは気にしないこと!ダンナの趣味です、趣味。できあがってるもの以外に新パッケージまである。作る用と保存用を買うのは、プラモ購買の常識らしい。信じらんない・・・。
えっ!?
テレビが黄緑色じゃないか
アナタ、テレビになにしたのっっ!?、という顔でダンナの方を見ると、
「
テレビが壊れたぁぁぁ~~・・・(泣)」
と、情けない声でごそごそ。そのうち、メーカーのサイトを調べて修理依頼の電話を。なんか、こちらの居住エリアのセンターの番号でも聞いたのか、再度、電話をかけ直している。たぶん、月曜日ぐらいに行けるかもとかいうことで、スケジュールを再調整して「
折り返し」電話しますとのこと。
まあ、1,2日ぐらいしゃーないし、我慢したらええやん。とのんきに答えたら、
「
テレビが壊れたぁぁぁ~~・・・(泣)」とか、
「
テレビがないと生きていけない~~~~(泣)」とか、
「
俺はテレビっ子なんだぁーー!」とか。
そのうち、
「
まだ電話かかってけぇへん~~~(か細い声)」
なんて言い出すから、そんなに気になるなら、電話かけ直してまだ連絡ないんやけどって聞いてみたら?というと、早速子機を手に電話。こういうときは行動早いのねー・・・(笑)
まあ、確かに「
折り返し」っていわれたら、比較的すぐにかかってくると思うよね。で、電話したらまたすぐかけ直すとのことで待ってたら、電話が!電話に飛びつくダンナ。
ん?なにやら、返事する声が弱々しい。テンションも低い。顔も暗い。なんだ?なんだ?違うところからの電話なのか!?と思いきや、さっきの修理センターからだったみたいで、電話が終わるなり、
「
水曜日か木曜日やって~・・・・(泣きそうな声)」。
どうやら、故障の状態からして必要な部品が取り寄せないとないらしく、それが届いて修理にこれるのがその頃らしい。そりゃぁ、しゃーないねぇ・・・・。諦めるしかないねぇ~。まあ、ええやん。しばらくテレビなしでも。と言ったのだが、どうやらそれでは耐えられないらしい。ぶつぶつと、テレビっ子なんだとか、テレビがないと生きていけないとかまだ呟いてる。
とうとう、寝室にあるワタシの持っていたテレビをリビングに持ってこようとしてるらしく、向こうの部屋でごそごそしてる。そのうち戻ってきたかと思うと、動かせんとかなんとか、ぶつぶつ。なにしてんねん、と思って寝室へ行くと、ベッドの上の布団ものけずに、ベッドの足下に置いてあるテレビを動かそうとしてる。そりゃぁ、いくらなんでも無理でしょ・・・・。
「動かしたいならまずベッドの上のものをのけて、運ぶ隙間作ってからやらな!」
どうやら、早くテレビを持ってきたい一心と、テレビが壊れたショックで、頭も壊れて動かなくなったらしい。(笑)
しゃーないやつやなー、とベッドの上を片付け、一緒にリビングまでテレビをえっちらおっちら。
重てーよっ!!CATVをつないでようやくちょっと落ちついたらしい。しんどい、と呟きながら寝てもうた。まだ寝てます。
一生懸命、あちこちいじって直らないかと必死になってるその姿が、大事なおもちゃを壊してしまって、泣きじゃくる子供のようでした。泣きじゃくってはなかったけど。テレビが壊れた!緑色の画面だ!っていうインパクトより、その必死すぎる姿に、なんだかいとおしさを感じたよ、ダンナサマ。ぷぷぷ。