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黒い巨大なヤツ。
拝啓 旦那様のCANDANAさまの「怖くないょ」にトラバ。

この世の中で、存在する理由もなく存在価値もなく絶滅しても
地球環境に害は全くないとワタシが思っているのが、ゴキブリ

あの黒いヤツが目に入った瞬間、
悲鳴を上げて思わず高いところに逃げてしまうのは昔からの習性です。
直りません。直す気もありません。
高いところに逃げても、飛んでこられたらお終いなのについ高いところへ避難。

殺すなんて、怖くてできません、だって、奴ら飛ぶんですよ!?
しかも、こっちめがけて飛んでくるんですよ!!
気持ち悪いし、怖いし、汚そうだし。
こんな奴らの潰れた残骸を目にするのもおぞましいです。だから潰せません。
なんで、こんな生き物がいるのか理解に苦しみます。



>> 猫の勇敢な対決物語
高校を卒業するかしないかの年の頃。
ある日突然、両親がアメリカ旅行に行くと言い出しました。
連れて行ってもらえると大喜びしたのも一瞬。
「あんた、飛行機乗るの怖いから嫌やっていったやろ」との一言の元に、
ワタシは日本においていかれたのです。


国内の移動を含め、正味3週間留守でした。
初の海外旅行をのがしたのは残念だけど、
その分、一人で気楽に好き放題、誰にも怒られることなく
念願のシングルライフを楽しめるわ~♪と思ったのも束の間。
すぐに、大きな間違いだったことに気づかされました。


実家は田舎。家は築40年近いボロ屋。
黒いヤツが生息するのに不便のない環境です。
そして、台所と茶の間はつながっていました。
茶の間でテレビを見ていると、どうもどこかで
カサカサゴソゴソと音がします。

気のせいだと思いこもうとしました。
何となく犯人の目星がついていたからです。
だから、でっかいネズミがなんか漁ってるんだ思うことにしました。

そんなことが何日も続きました。
ところが、ある日ヤツをしっかりと視界にとらえてしまったのです。
黒くてでかい楕円形のものがカサカサカサと床を高速移動しているのを。
それでも、気のせいだと、無理矢理思いこもうとしました。

実家は、台所を通らなければ茶の間には行けません。
けれど、音の正体がはっきりした今、台所を通るのは相当の勇気が要ります。
でかい音を立てながら、おそるおそる通り、ササッっと茶の間の引き戸を閉めて
黒いヤツに怯えながら、テレビを見る日々をしばらく過ごしました。

そして、とうとう対決の時が。
どうやら、母がいないのをいいことにワタシをナメくさっているのか、
登場するヤツらは、いつもよりも多い複数だということに気がつきました。

どうしても対決しなければならない。

ある日、そう決心して「母の」スリッパを手に取り、
(自分のじゃないです、「母の」スリッパです。自分のでやったら履くスリッパがなくなる!)
スリッパをヤツをめがけて思いっきり投げました。やっつけました。たぶん。

でも、もしヤツがまだ生きていたら。
こっち目がけて飛んできたら。
そう思うとスリッパをのけてヤツの死骸を確認することはできませんでした。
仕方なくそのまま放置。
それ以後、両親が帰宅するまで台所には足を踏み入れず。



思いました、静かで好き放題の環境を失っても口うるさい母がいるほうが、
静かで好き放題の環境の代償に黒いヤツらを見るよりはマシだと。
母は強し。実感しました。

未だにヤツを殺せません。
子供が生まれたら、進んでヤツを退治するように躾けようと思います。(マテ
by harvestrain | 2006-01-12 14:52 |    →ちょっとトラバる
<< 新年会 勝手に総集編 残念ながら、ご提供できません。 >>
自己完結型棚上げ駄文
Since 2004.5.11

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