Sasserが持つ脆弱性を利用した新たなワーム「Dabber」は、Sasserに感染したPCにのみ影響を及ぼす。別のワームが残した足跡を利用するものは、今までにも幾つも出てきているが、脆弱性を利用したワームというのは、初めてらしい。
以下、英文だが、 セキュリティ管理サービス会社のLURHQのサイトで、このワームの詳細について書かれている。Sasserに感染した人は要注意。
Dabberの詳細
それにしても、ホントによく考えるよなぁ。こういうの作る人たちって。暇人なのかしらと思ってしまう。確かに、ちょっと考えればこういうワームやウィウルスを思いつくことなんて、そんなに難しいことではないのだろうけど。
職業プログラマである自分としては、技術やノウハウを、そういう方向に使おうという発想がまず生じない。そら当たり前のことなんやけど、ていうか、職業プログラマがそんな事を考えているようでは、職業倫理やモラルの問題で、論外やけど。
きっと、高いスキルやノウハウを持つプログラマも、ウィルスやワーム作りなんていう至極迷惑千万な方向にそれを用いるか、新たなシステムの開発や言語の開発やプラットフォームの開発といった、有意義な方向にそれを用いるかで、開発者としての名声を得る人と、天才といわれながらも犯罪者になる人と、道が別れるんだろうな、と思う。
だけど、バグつぶしのプロフェッショナルになると、裏を行けば必然的に、ウィルスやワームを作れるんだよな。。。
くどいけど、まさしく表裏一体。
一歩間違えると怖いです。
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Sasserの欠陥を突く新たなワーム浮上